potofu。

昨日は雪が積もりましたね。

こっぱれが午前中、クラブの練習試合へ出かけたものだから、この景色を留めておきたいと、散歩にでかけました。



何もかもが、いつもよりも膨らんでいる雪のある景色。

その匂いがとてもうれしくて、色んな道を歩く。
降りたての雪に足を下ろして聴こえる音。
言葉にしたら、どんな音だろうなぁなんておもいながら。



真っ白い世界の中で、真っ赤なコートを着て対岸を歩くおばさんがとっても素敵だった。


kちゃんに聞いた、朝日を食べるということ。
私も大きな口をあけて、この白く膨らんだ世界を食べてみる。
んがんん。

 。。 。。。。・ ・・・・・。。。。  。・・・・・・。 。


今日は、北大路大宮にある料理教室、森田料理教室での最後の教室でした。なのにカメラを忘れるあたし…。

今日の献立。
ポトフ 豆腐ソース添え
菜の花とこんにゃくの酢味噌和え
ひじきのサラダ 伊予かんドレッシング塩麹入り
ごぼうのフライ りんご塩麹添え
 

どれも本当に美味しくて、嬉しい。
しかし、ポトフとこんにゃくにはびっくりしました。


実は、板こんにゃくが苦手の私。
こんな私にも食べれた、こんにゃくの切り方(はぎ取り方?)

しいたけ昆布出汁と塩と醤油と酒のみの味付けのポトフ。
今でも思い出すと、私の舌はニヤけてる。

今日、久美さんが何度も言ってくれた言葉。


名前のついた料理の定義を知ろう。
大体こんなものだろう、ではなく、その料理が長い歴史の中で示してきた定義を知り、その上に安心して立ってみて、料理が示すものに挑戦してみよう。


卒業生を3人含んだ今日のクラスで、久美先生が沢山のことを伝えたいって想ってくれてる気持ちが本当に優しく伝わってきて、毎度毎度に想う、この惜しみない指導になんだか感動する。

ドキドキしながらも、お菓子を作って持ってゆく。
大分で出会ったあいちゃんが作ってくれた「がんつき」。
今日は、干し芋とゆずジャム入り。


みんなに美味しいよ!って言ってもらえて、とっても嬉しかったです。
庭のバランと万両を箱の中に入れて持っていくと、難波さんがそれもお皿に飾ってくれて、久美さんがこれは万両、って気づいてくれる。
本当に優しいなぁって、心があったまりました。


難波さんが用意してくれた霜月さんの「木の芽」。

氷のようにキラキラ透明の砂糖のお菓子に木の芽の葉っぱがそっとのっているお菓子。あともう少しで出会える木の芽の頃。
何かを卒業して一歩踏み出す時のちょっぴり寂しくてキラキラした気持ちにぴったりのお菓子でした。
とってもとっても美味しかったな。難波さん、ありがとう〜。

がんつきのレシピです。

・小麦粉 200グラム
・くるみ 50グラム
・黒砂糖 100グラム
・水   1と4分の1カップ
 
1、水と黒砂糖を煮溶かして、冷ましておく。
2、胡桃は粗めに刻む。
3、ボウルに小麦粉をふるい、1と2を加えてよく混ぜ合わせ、流し缶に入れる。表面を平らにして蒸し器で25分蒸す。
4、冷めたら流し缶からだし、切り分ける。


*胡桃の代わりに、ラム酒につけた杏とかにしても美味しかったです。水の分量を減らしてコーヒーを入れても美味しかったです。



ここで出会わせてもらった沢山の素敵な人たち。
ここからなんだろなぁて、おもいながらの帰り道。
たくさんの笑顔をみれた今日。
笑顔が積もった私の心もフォンフォン膨らんでいます。

左手のういろうみたいなのが、がんつきでごす。