今月のmitukと東端かなこさん 

今日は盛りだくさんな1日でした。

お天気だったり、雨がしとしと降りだしたり、雨が上がり、藍色に染まる日曜日の夕空がボケ〜と窓から覗きこんでいたり。

やけに静かな夕方、サザエさんの声がする。昔から変わらない、またね、日曜日!



三月のmitukツキイチミーツクのお知らせです。

  
   3月 19日 土曜日 14時から16時まで

「そうだ!今日は、日本画の絵の具でお花を彩りましょう〜の日」です。

    
   教えてくれる人  東端かなこさん(日本画家)

    ひとり 500円(お茶とお菓子つき)
   要予約 appare555@ybb.ne.jp加藤まで。

  
 
 東端かなこさん。

京都市在住の日本画家さん。
あるとき、ひょんなことで出会った友達。
その時とても近くに住んでいて、二人とも食いしん坊ということもあり、よく道端で出会っては「ご飯たべてく?」ってことでご飯を作りあって賑やかな食卓を囲んだ。


私は彼女の絵を見ることをとても楽しみにしている。


彼女はふいに、心をこめたものを手渡してくれる。
それは、一筆書きのメモだったり、貸していたものを包む包装紙だったり、その季節にとっても似合うCDだったり。

それはどれもどこかにありそうで、でもどこにもない、懐かしい匂いのする贈り物。大切なものを大切に手渡す。それがなんだか、懐かしい感じがする。


私がみる彼女の絵はそんな印象。
ふっと目の前に現れた瞬間に過ぎていく、掴めそうで掴めないものを愛おしんで育む。
そこに確かに存在したものたちを、光を時間を、強さや弱さを、大切に絵の中で紡いでいく。



彼女に連れられて何度か絵を描きにいった。
絵は苦手…そんな風に思っていた私。警備隊のつもりでついていった。

滝を描く彼女。
苔が光るのもじーと見つめてる。
何をみているんだろう、とおもう。
彼女が描きたくなったら…とおいてくれた綺麗な紙に私も描きはじめてみた。

絵を描くこと。そこにはどんな自由もあること。
そんな空気がとっても心地よくって、私は初めて絵を描く楽しみを知った。




そして去年の夏のころ、mitukでも絵を描く楽しみをみんなに手渡してくれた東端かなこさん。


そこはやっぱり、何を描いたっていいよ、ていう空気に満ちていました。


今でもこの時に作ったしおりを手帳と一緒に楽しく使っています。


おとなひとりの方にも、子連れの方にも、是非来て頂きたいです。
今回皆さまには、お花の形に紙を切って頂き、そこに色を添えていって頂こうとおもっています。

どうぞお気軽にお越しください。

お問い合わせはappare555@ybb.ne.jp加藤まで。