五月のmitukもありがとうございました。

晴天の5月14日土曜日。

この日は、五月のmituk、
「そうだ!今日は、大人も子どももお話を聞こ〜う」の日でした。


おばあちゃんたちが住んでいた頃から玄関にかかっている、どこぞの国の大きな鈴が、二時を過ぎたあたりから鳴りだしました。


カランカランカラン。


さぁ〜そろそろ始まるよぉ〜。



絵本や手遊びや素話など、盛りだくさん!

お話をしてもらうのって、どうしてこうもワクワクするものなんでしょ〜。
読み手のワクワクと聞き手のワクワクが一緒になって、
部屋の中がワクワクでいっぱいになるからかしら?


みんなで一緒に聞くことも、一緒に冒険へ行くみたいで、なんだか楽しい。ちらりとお隣さんのお顔を覗いても、なんだかニヤニヤしてる。大人も嬉しいんだ。


最後に黒縁メガネの神谷さんが、椅子の背もたれの間から話してくれた、バスの運転手さんから聞いた本当のお話。少しおすそわけ。



山奥の道を走るバスの運転手さん。
ぶっぶー。山奥では、手を上げると、停留所じゃなくても乗せてもらえる。

少し向こうで、手をあげる集団。
集団の前で、停まる運転手さん。
あれ?
集団は、子どもたち。

「こんなところで子どもたちが…?」と思いながらも、子どもたちを乗せて、また走る運転手さん。

わいわいがやがや、と思いきや、とてもシーンとしてるバスの中。
「これはまさか、集団家出?」ちょっと心配、運転手さん。

そして、またまた辺鄙なところで、バスの降ります〜のベルが鳴る。
子どもたち、ゾロゾロゾロゾロ、降りていく。
うーむ、帰ったら、連絡しとかにゃいかんかなぁ〜とか思いながら、また走る、山奥バスの運転手さん。


そして回りまわって、今日もおつかれ運転手さん。
最後に料金箱をあけてみると、
あれれ。
入っていたのは、


どんぐりや木の葉。



「世の中には、人間の想定外のことが、たくさ〜んあるんですよ」

にやり笑ってそういって、さっと来て帰っていった、神谷さん。


お話のあとのお楽しみ。

皆さんがもってきてくれたお菓子たちです☆
色んなお菓子をみんなで頂けて、しあわせ〜。


お話をして頂いた皆さん、
来ていただいた皆さん、
楽しい日を本当にどうもありがとうございました。

ひょんなことで出会った人たちとひとつの机を囲んでお茶を飲める、とても嬉しいひと時でした。

今日の参加費は、宮城・仙台NPOセンターの方へ送らせていただきます。


☆★月に一度、催し事をしてきたツキイチmitukですが、次回から不定期でさせて頂きたいとおもいます。
楽しいことやワクワクすることを、色々暖めながら企画して、また皆さんと楽しい場を作っていけたらいいなぁと思っています。

 どうぞこれからもよろしくお願い致します。★☆