7月1日。


今日から、7月で〜す!




今朝は、久しぶりに雨が降りましたね。
静かな雨がとても心地よかったので、
家の仕事は後回しに、
一冊の本を読みました。


ロイス・ローリー
「ザ・ギバー記憶を伝える者」


お話は、架空の町の12歳になろうとする男の子の目線で語られていきます。
最初は何の疑いもなくお話を読むのですが、なんとなく途中から、あれれ?なにか変だぞ?と思い始めます。その架空の町のシステムに呆然となるのです。


タイトルにも出てくる、記憶を伝える者、とは、世界が誕生してからの記憶をたった一人に担うことになった一人の老人です。(見た目ほどには、実年齢は年老いてないらしい)
このお話は、その老人が、主人公の男の子を「記憶を伝える者」の後継者として育てていく過程の物語なのですが…。


私、最後の方は大泣きしました。
色々言いたいですが、言い過ぎてしまいそうなので、お口チャックしときます。


児童書らしいのですが、大人の方にもおススメです!


なんとなく曖昧なもの、その中に見える景色や想いがこんなにかけがえのないものなのか…と思えるお話です。


この本をお勧めしてくれて、貸してくれた中村さん、どうもありがとうございます!


今日から7月ですね。
お誕生日のお姫様、おめでとうございます!