女の子。
最近、いくつになるんだっけ?とおもう。
夏が来ると、誕生日を迎えるからそんなことをおもうのかな。
段々、自分の年って分からなくなる。
というか、そんなに重要でもなくなるのかな。
今年で34歳。
昔から私を知ってくれてる人は、びっくり。
私もびっくり。
もっと大人だと思ってました。
ついこの間、友人5人とお昼ご飯を食べに行った。
ふと気づけば、みんなお母さん。
そして、素敵な素敵な大人の女性。
みんなで一つの車に乗って、ご飯を食べに行く。
なんだか、キャーキャーしてる。
叫んでないけど、車の中の温度がうれしいで一杯。
それはまるで、すれ違う幼稚園バスの中みたい。
「なんだか旅行にきてるみた〜い」ピカイチ女優のオールデスト女史が言って、またみんなでワイワイ。
行った先は、アトリエ・フィンタックの彩さんが月に一度、カフェレストランをされている、安楽寺さん。
そこでまた、ふたりの素敵な女性と合流して、またキャイキャイ。
だれかが作ってくれるご飯ってほんとうに美味しい。
色んな話が行き交う。
私たちは、女の子だなぁとおもう。
美味しいものや、可愛いもの、綺麗なものに触れると
うれしい。
それを、一緒に喜んでくれる人がいると、もっとうれしい。
あの頃とちっとも変わっていない。
今朝、その中の友人から浮かない声の電話。
うまくいかないことがある。
なんとなくのいきさつも原因も知ってるけど、
私の体力と気力では、どうにも出来ない。
「うん。うん。」と聞いて、電話を切る。
褒められたいだけなのに。とおもう。
せめて、桜の季節に一度でも、
蝉の声を初めて聞いた年の日に一度でも、
「いい子」って言ってあげてほしい。
赤いランドセルを背負って、今日はどの山に登ろうかと一人思案する、出会ったことのない幼き日の彼女を思い浮かべてみたりしながら。
女の子たち、来月もまたみんなで出かけよう。